Webライター講座にはさまざまな内容のものがありますが、セミナーやスクールに行かなくてもWebライターの仕事は始められます。

むしろ、未経験者や初心者の方にとっては、Webライター講座がかえって遠回りになってしまうケースもあるため、注意が必要です。

そこでこのページでは、未経験から1ヶ月でフリーランスのWebライターとして独立した筆者自身の経験をもとに、Webライター講座をおすすめしない7つの理由を解説しました。さらに、Webライターとしてすぐに仕事を始めるための3つのステップも紹介します。

これからWebライターの仕事を副業として始めたい方や、将来フリーランスになりたい方、Webライター講座に申し込むべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください!

すぐに稼ぎたい方にWebライター講座をおすすめしない理由は?

Webライター講座は役に立つものも多いものの、「絶対に通わなければならない!」というわけではありません。Webライティングですぐに稼ぎたい方に、Webライター講座やスクールへの参加をおすすめしない理由は次の7つです。

  • 理由1:仕事のスタート時期が遅くなるから
  • 理由2:参加にお金がかかるから
  • 理由3:自由な時間が減るから
  • 理由4:仕事が取れなければ意味がないから
  • 理由5:知識より実務経験が重視されるから
  • 理由6:初心者に必要な情報はネットで調べられるから
  • 理由7:初心者を狙った悪質な詐欺もあるから

これらの理由について、1つずつ解説していきます。

理由1:仕事のスタート時期が遅くなるから

初心者にWebライター講座をおすすめしない理由の1つ目は、仕事のスタート時期が遅くなるからです。

Webライター講座には2~3ヶ月や半年といった長さのものがあります。そのため、講座を受け終わってからWebライティングの仕事を始める場合、受講期間中は全く稼げません。

一方、このページの後半で解説する方法なら、最短で1ヶ月目から仕事を受注し、報酬が稼げます。

理由2:参加にお金がかかるから

多くのWebライター講座では参加費がかかります。特に、数万円単位のお金がかかる講座となると、安くはない買い物です。

もちろん、高額なWebライター講座の中には内容が充実しているものもあります。しかし、Webライターとしてまず1本目の仕事を受注するという目的に対しては、学ぶボリュームが大きすぎるかもしれません。

筆者自身は、Webライター講座に通わずにフリーランスとして独立したため、コスト0円でWebライターになれました。また、身の回りにもお金を掛けずにWebライターになった方は多いです。

理由3:自由な時間が減るから

初心者の方にWebライター講座をおすすめしない3つ目の理由は、自由な時間が減るからです。

本業が忙しいサラリーマンの方や育児をされている方は、使える時間が限られているでしょう。Webライター講座に参加すると、使える時間がさらに削られてしまいます。

それよりも、初心者や未経験者OKの案件をスタートし、お金を稼ぎながらレベルアップした方が効率的です。

理由4:仕事を取れなければ意味がないから

いくらWebライター講座で文章テクニックを学んでも、仕事が取れなければ意味がありません。

実は、Webライティングの仕事に特別な文才は不要です。「文章力が無いとプロのWebライターにはなれないのかな・・・」と思われるかもしれませんが、基本的な文章が書ければ仕事ができます。

しかも、Webライティングの仕事を依頼するクライアントによって、求める文章のテイストはまちまちです。そのため、Webライター講座で学んだ文章術が、仕事の評価に直接つながるとは限りません。

実際に仕事をしながら、クライアントの要望に合わせて自分の引き出しを増やしていくことをおすすめします。

理由5:知識より実務経験が重視されるから

初心者の方にWebライター講座をおすすめしない理由の5つ目は、知識よりも実務経験とスキルが大切だからです。

Webライターに仕事を発注するクライアントは、「自社が求めるクオリティの文章を、期日を守って納品してもらえるか?」を重視しています。そのため、自分の実力を示すためには、実際にWebの記事を納品した実績数を増やすことが一番です。

知識を増やすよりも、実務経験を増やすことを重視しましょう。

理由6:初心者に必要な情報はネットで調べられるから

すでにこのページをご覧いただいている通り、Webライター初心者や未経験者に必要な情報はネットで十分に調べられます。

そのため、Webライター講座に通わなくても、Webライティングの仕事を始めることは可能です。

理由7:初心者を狙った悪質な詐欺もあるから

Webライターに限らず、副業やビジネス初心者を狙った悪質な詐欺は様々な業界に潜んでいます。

高額な講座費用を支払わせてまったくサポートをしてもらえなかったり、無料のセミナーと見せかけてマルチ商法などの勧誘をされたりするケースがあるため、要注意です。

Webライター講座なしで今すぐ仕事を始める3ステップ

Webライター講座に通うことなく、思い立ったその日・その月から即仕事を始めるための3つのステップをご紹介します。

この3ステップは、筆者自身がWebライターとして仕事を始めたときのやり方です。また、これまでに筆者がアドバイスさせていただいた未経験者の方々も、同じ方法でWebライティングの仕事を始めているため、有効な方法だと思います。

ステップ1:まず、クラウドソーシングでWebライティング案件を検索

Webライターの仕事を取る方法として、「クラウドソーシング」というサービスをおすすめします。

クラウドソーシングとは、様々な仕事を依頼したい企業と、スキルを活かして働きたい個人をマッチングするサービスです。Lancersやクラウドワークスなどがよく知られています。

1つ目のステップとして、まずクラウドソーシングでWebライティングの仕事を検索しましょう。クラウドソーシング上で募集されているWebライティング案件を見ることで、仕事内容が把握できます。

クラウドソーシングは無料で登録でき、案件を検索するだけなら登録しなくても大丈夫です。まずはWebライティングにどんな仕事があるのか、クライアントはどういう人を求めているのか、ざっくりとイメージをつかんでください。

クラウドソーシングには未経験者や初心者OKの案件も多いため、「これなら自分でもできそうかも!」という感覚をつかむことがポイントです。

ステップ2:次に、実際にネットで検索して上位のページから学ぶ

Webライティングの具体的な仕事内容が分かったら、その仕事に近い内容の記事をネットで探してみましょう。

たとえば、「在宅ワークを快適にする方法について記事を書いてください」というような依頼を見つけたとします。その場合、Googleで「在宅ワーク 快適 方法」といったキーワードで検索をして、表示されるページをいくつかチェックしてみてください。

このステップでは、どんな文章を書けば良いかのイメージがつかむことがポイントです。

もし、検索した結果「自分には書けそうもない…」と感じた場合には、自分の得意分野や、より書きやすそうな分野の仕事を探しましょう。

ステップ3:最後に、クラウドソーシングで案件に応募する

ここまでの作業でWebライティング案件のイメージをつかんだら、あとは実際に応募するだけです。クラウドソーシングのサイトに登録して、自分でもできそうな案件に応募してみましょう。初心者の方には、Lancers(ランサーズ)というクラウドソーシングがおすすめです。

なお、登録した直後は実績0件からスタートするため、プロフィールや応募時の文面をしっかり作って、信頼性を高めることがポイントとなります。

Lancersへの登録方法や、プロフィールの作り方、具体的な仕事の取り方はこちらのサイトで解説していますので、このページとあわせて参考にしてください。

「本当に講座なしで大丈夫…?」と不安な方へのアドバイス

ここまでの内容をご覧になって、「本当に大丈夫かな」と不安に感じる方もいらっしゃるかも知れません。

もちろん、このページで紹介した内容はあくまでも筆者の意見です。「やっぱり不安だからWebライター講座に通ってから仕事を始めよう」という考えもOKだと思います。

一番大切なポイントは、自分なりに「これならできそう!」というイメージを持つことです。不安な気持ちは他の人にも伝わるため、その状態では思うように仕事も取れません。

Webライター講座に通う場合は、このページで解説した7つの理由をチェックした上で、自分なりの積極的な理由をもって講座を選ぶことをおすすめします。

まとめ Webライター講座なしでもWebライティングは可能!

このページでは、初心者にWebライター講座をおすすめしない7つの理由と、すぐに仕事を始めるための方法を解説しました。

Webライター講座に通わなくても、Webライティングの仕事で報酬を得ることができます。お金や時間をかけず、クラウドソーシングを活用して自分ができそうな案件を見つけましょう。

Webライターとしてできるだけ早く活躍したい方は、ぜひこのページの内容を参考に、最初のステップを踏み出していただければ幸いです。